青森に用事があり、ついでにと東北3県+新潟県をめぐるに温泉旅行に行ってきました。スケジュールをまとめると次のようになります。
- 6月20日、朝方に山形県入り。羽根沢温泉にて入浴。秋田県へ移動し、泥湯温泉、川原毛地獄温泉。その後、宿をとったあいのの温泉へ。
- 6月21日、秋田、乳頭温泉。夕方に青森県入り。
- 6月22日、六戸、アクアセラピ温泉 森ランド。
- 6月23日、花色ヘプタ聖地巡礼を兼ねて浅虫温泉へ。その後、秋田県入り。大曲にとった宿へ移動。
- 6月24日、秋田の友人宅へ。秋田をプチ観光し、友人宅で一泊。
- 6月25日、ひき続き秋田プチ観光。昼過ぎに日本海に沈む夕日を見に新潟、瀬波温泉へ移動。入浴しその後、帰途に着く。
車でまわったのですが、最終的な走行距離は2000kmを越えてました。
6月20日
朝方には山形あたりにいれるように、深夜に出発しました。道中は雨に降られたりといったことがありましたが、山形に入った頃にはすっかり晴れ空となりました。写真は山形県、羽州浜街道沿いにある道の駅「あつみ」しゃりんです。日本海に臨む立地となっています。
山形なうー。日本海’s わいるどびゅーてぃー!
そしてさらに北上していきます。
日本海 磯の香りのかぐわしく 沿岸北上 一路鶴岡
さらに内陸の方へ行くため、鶴岡街道を最上川沿いに上流へと登っていきます。この日の最上川は前日の雨のため?か土色に濁っていました。
そして、目的地である羽根沢温泉のある鮎川村に到着。松葉荘さんにて入浴しました。羽根沢温泉は美神の湯として知る人ぞ知る温泉らしいです。
温泉は無色透明でとろっとしていました。飲むこともでき、飲むとちょっと硫黄?っぽい感じでちょっと甘い感じでした。
ここで、僕の少し後に50代男性が入ってきました。どうも同じ雑誌を見て来たらしい。お互い温泉旅をしているということでいろいろお話をしました。
湯を出てからも少し話をしていたら、僕がこれから秋田の山奥の温泉地に行くと言うと、男性もついてくることになりました。長野から来たという男性は福島、宮城、青森、秋田、山形と東北の温泉をずっとまわってきたということだったので、これから秋田へ行くとなると引き返すことになるのですが……。
山形、山奥の小ぢんまりした温泉地、旅館日帰り入浴で一緒になった50代男性と2時間ほど湯処、湯あがりに話し。これから秋田の温泉行く言うたら男性も来ることに。秋田に入った時分から厚い雨雲、雨ががが。
途中、以前男性が通りかかったときに気になっていたという湧き水のところに眠気さましに寄りました。僕も車に積んでいた10リットルポリタンク2つ分汲ませてもらいました。その後ずっと20リットル分の水と旅をしたのですが、なかなか重かったです。
そして、泥湯温泉を通り過ぎてさらに登っていき、川原毛地獄温泉に到着。
山肌の遊歩道に沿って歩くと露天風呂があるようなので、歩いてみました。
15分ほど歩くと、別の駐車場に出ました。ここにも駐車場あったならこっちに車を停めればよかったですが、どこから来れたのかよく分からなかったので、まぁ、そんなもんです。
いや、そうではなくて、目的地は露天風呂です。駐車場から露天風呂のある滝へと至る歩道を下っていきます。
写真は下ってきた道を振り返ったものですが、獣道に近いです。ちょっとぬかるんでいて怖かったです。男性も言っていましたが、こんなところ一人で来ていたら途中で引き返してかも。
そしてやっと滝に着きました。途中の駐車場から20分位だったか。
脱衣所を発見。しかし、露天風呂が見つかりません。
で、気づいたんですが、滝から流れているのは温泉だったんですね。あったかい。つまり、滝壷が露天風呂?(笑) 僕は膝下まで浸かるのみにしました。
滝壷に浸かってもよかったのですが、なんと僕らの後ろから若いカップルがやってきたのです。見たところ30代前半の男性と20代半ばの女性。どうも僕らと同じく、露天風呂があるとの案内を頼りに来たみたいです。でも2人の格好を見ると風呂道具を所持していないので、純粋に見に来ただけのようです。
僕らが引き返すと、件のカップルも少し後ろから引き返してきました。僕と男性は2人で「さすがにもう誰も来ないだろうから2人で入ってくればよかったのにねー(ニヤニヤ」とニヤ気顔で。それにしても、こんな山奥にデートとはなかなか見所のあるカップルです、若いのに。
その後、泥湯温泉に車を停めて、露天風呂に浸かることに。川原毛地獄温泉では汗をかいたのに流せず、やっとさっぱりできました。
来たときには撮らずに素通りした、泥湯温泉入口の硫黄発生地帯に寄りました。泥湯温泉はすごい硫黄臭に満ちていますが、ここは一際濃いです。硫黄臭好きにはたまりません。
そして、帰り道。男性の案内で小安峡(おやすきょう)温泉のそばを通りました。橋の上から見降ろすかたちです。ものすごい高所で、高所恐怖症という男性は腰が引けてました。僕も恐る恐る橋の欄干に近づき写真を撮りました。写真では遠近が分かりづらいですが、結構高いです。
ここで、件の男性を別れて僕はあいのの温泉の宿を目指しました。この日はもうくたくたですぐにベッドに倒れ込むようにして眠りに就きました。
6月20日のフォトギャラリー
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6月21日
翌日。 宿泊したあいのの温泉 鶴ヶ池荘の温泉に朝風呂に浸かりに行きました。
お宿にて。6時から温泉大浴場、7時過ぎに朝食バイキング。土地の山菜やら漬物やらを見逃しててごはんお代わりの2ラウンド。本当は7:30には出発の予定だったけれど…すごく美味しい。昨日は昼抜き朝夕コンビニおにぎりだった…
さて、本日は秋田と言えば乳頭温泉!ということで朝食を食べてすぐに出掛けました。
はじめは何といっても、鶴の湯です。
まず、中の湯へ。一応目隠しがあるのですが、実際には丸見えです。
こっちは混浴露天。中の湯の男性側です。写真の奥が女湯になっていて、女湯から男湯、混浴露天側に来ることができます。当然ですが、男湯(混浴露天)側から男性が女湯へ行くことは禁止です。
この日は金曜日、11時頃だったと思いますが、混浴露天には男性しか入浴していませんでした。女性客もたくさん来ていましたが、女湯のみの様子でした。大胆なカップルとかじゃないとなかなか勇気いると思います。
湯をよく見と気泡がぶくぶく言ってるところが所々にあって、その地面を触わってみるとすごく熱いです。岩の割れ目からも湧いていたりで、不意に触れるとちょっとビックリします。黒湯、白湯の方にも浸かってきたり、考え事をしてしまったりで結局90分ほどここにいました。もう昼時なので次の温泉へ移動します。
次は妙乃湯です。乳頭温泉は大体500円ですが、妙乃湯は700円と高いです。だけど、貴重品ロッカーがあったり、洗い場の充実、内湯・露天風呂とも綺麗です。
露天風呂からは川の滝が見えます。左の茶色の湯は金の湯で熱め。右の無職透明の湯は銀の湯ですごくぬるいです。雨が本降りになったり止むだりだったので屋根のあるぬるい方に浸かっていたらついつい、うとうとしてしまい、結局ここでも1時間半〜2時間ほど浸かっていました。
そして、お次は黒湯です。
黒湯は男女別の内湯・露天と混浴の内湯・露天があります。
さすがに混浴は撮影NGです。
ここで内湯に浸かってると60代男性が入ってきてちょっと話をしました。そこで地酒をおすすめいただき。道すがら、秀よし、高清水等のお酒を地元のスーバーで購入しました。
そして日が暮れてしまう前に青森へ移動します。盛岡付近まで出て東北自動車道、3.5時間の旅。結局、この日は朝にホテルの大浴場、そして乳頭温泉、鶴の湯、妙乃湯、黒湯と4ヶ所に入浴したということもあり相当、湯疲していた様子。何度も休憩を入れながら何とか青森に着きました。
お宿着いたー。3.5hのドライブ、眠気との戦いで苦痛だった。途中2回短い仮眠とったり…。一息着いたので食べ物買出し兼ねて駅前散策に出かける。
駅近くの商店街にて、夜店まつりなるものが本日開催されていた模様。もう片付けしてた。
乳頭温泉郷、黒湯温泉で話しかけて下さった方に勧められた地酒、秀よしをいただく。
6月21日のフォトギャラリー
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6月22日
翌日。 この日は用事を済ませて19時前に宿を出発し、六戸の温泉へ行きました。みちのく有料道路を経由し片道90分。ちょっとしんどかったです。
そして、手形でアクアセラピ温泉 森ランドに入浴。
ここは内湯は普通の銭湯のようなつくりなんですが、外へ出ると露天風呂があり、さらにそこから別入口に行ってすこし階段を登ると総ヒバ造りのヒバ大浴場があります。ここは若干蒸し蒸ししますが、さすがに全面ヒバで結構広さもあり圧巻です。熱めとぬるめの浴槽があり、寝っころがるための枕もあります。入浴料も普通に払っても350円。シャンプーやボディーソープはないけど、無料の貴重品ロッカーもあるしすごい…。
そして帰りも90分のドライブ。
今日の用事終えて六戸の温泉へ。20:40温泉着。1時間ほど入浴してコンビニ淹れたてコーヒーなう。慌て過ぎててタオルしか持ってこなくて身体洗えなかった。でもひばの大浴場とか露天風呂もあって来て良かった!今から帰り90分のドライブ…。
6月23日
翌日。 この日は昼までに用事を終えて、浅虫温泉へ行きました。中心地からは30分くらい。浅虫温泉と言えば、花色ヘプタグラムという美少女ゲームでも一部舞台として登場します。僕は体験版をずっと前にやったので何となくの印象しかありませんが、ブランドの公式サイトの世界観に掲載されている風景を見ながらまわってみました。
用事を終えて、浅虫温泉なうー。花色ヘプタ!(体験版のみプレイ) 適当にOHPの世界観に掲載の風景探してまわってみるみるる。
ビーチで外国人の子供達が海水浴。What happened!?(なんぞ?)とか、I did it.(やったった)とか言ってる。海水浴日和だはー。
ビーチ。やうじょが紙おむつおんりーで海水浴してる。海の水がすべて吸収されないことを祈るのみだわ。あれらは吸水性抜群ゆえ。
下のビーチは花色ヘプタでは望ヶ浜ビーチとして登場します。
下の辰巳館は花色ヘプタに登場する旅館ごしきのモデルとなった旅館です。日帰り入浴もできるので入ってきました。
次の写真はころび山です。花色ヘプタではコロビヤマとして登場します。
この後、御湯利神社を探してまわったのですが、見つかりませんでした。スケジュールが押していたのであまり探せませんでしたが…。
そういえば、青森と言えばりんご。以前テレビでシャイニーというジュースが有名らしいということで買って飲んでみました。
ひとり、「あなたが飲みたいのは金のシャイニー、それとも銀のシャイニー?」とかやったり。
そして、秋田の方へ行きます。目的地は日景温泉。こちらは羽根沢温泉で一緒になった男性に教えてもらった温泉です。アクセスは結構良くて、東北自動車道の最寄りICからR7を数km走ったところです。
ここもすごくゆっくりできて気持良かったです。湯上り、旅館入口では猫が番をしていました。まったく逃げず、なかなか立派な猫でした。
日景温泉から、宿をとっている大曲まで行くのですが、実は羽根沢温泉で会った男性と乳頭温泉黒湯で会った男性の両名からすすめられた、せっかく来たんなら玉川温泉…入る時間ないならせめて見てったら?とのことだったので、通り道、玉川温泉を見てみることに。
ちょうどこの日の20時ころはスーパームーンが見られるということでした。僕も車を停めて撮影してみましたが上手く撮れませんでした。
月、明るい!でけぇ!これがスーパームーンか。でもあいぽんのカメラ、AF効いちゃってボケちゃう。
で、ひたすら玉川温泉に向けて走っていきました。そして玉川温泉らしきところに着いたのですが、既に駐車場は閉鎖。温泉郷も宿泊者のみでした。車を停めるところもなかったので、路肩につけて硫黄の煙越しにスーパームーンを撮影するという訳わからないことをして去りました。
そして、大曲の宿に着いたのは23時。もう寝るだけです。
6月23日のフォトギャラリー
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6月24日
翌日。 この日は秋田の友人宅に泊めてもらう予定だったので秋田市の方へ向かいます。大曲から下道経由だと1.5時間ほどだったかな。
友人とは大学学部卒業以来なので4年ぶりの再開でした。学部は一緒だったけれど、学科は別。ただ下宿していたアパートが隣同士で、あと入学前の学部のオリエンテーションで話したのが知り会うきっかけでした。今回は友人の自宅に泊めてもらったのですが、彼のお母さんも僕のことを覚えていてくれました。感激です。
友人宅に到着すると、さっそく歓待を受けました。
到着が昼前だったので、少ししゃべってから友人の運転で昼食を食べに行きました。
道中、彼が最近ハマっているという野球、メジャーリーグの歴史について話を聞きました。僕も彼もですが、趣味の話になるとこれが長い(笑)。特に彼は記憶力がすごくて、もう本を一冊まとめられるほどの勢いでした。多分、貴重な仕事ですよ?日本語の情報はそれほどないようなので^^;
そして彼はソバもちょっと語れて。僕も結構食べるだけは食べていますが、実は何も知らなかったんだと気づかされ、今後はちょっと勉強しようと思いました。
昼食後は ポートタワー セリオンを見に行きました。
秋田名物のババヘラアイスがあり、いただきました。友人曰く、ババだけでなくジジヘラ、ギャルヘラ等があるらしく。
その後、友人宅に戻り、積もる話をして後、銭湯へお風呂に行き、夕飯をいただきました。夕飯はなんと、きりたんぽ鍋!ほかにも、だまこもち、ハタハタ、いぶり漬け等、秋田名物尽くし。
晩酌。ビール、焼酎、バーボン。
そして就寝。
6月25日
翌日。 この日もちょっとだけ秋田観光をしました。
そして、友人からはセリオンの売店で買ってもらったどぶろくを、友人母からは角館の樺細工の箸をいただき、友人宅を後にしました。
そうそう、秋田と言えば秋田美人ですが、これは秋田が特に冬の日照時間が全国的に見ても短く、肌が白いためだとか。そして、これは秋田でも角館の方のひとを言う様ですねー。角館は武家屋敷もあり観光地としても有名らしいです。本場の秋田美人を見たいなら角館に行くのが良いのですね。僕は時間の都合上寄れませんでしたが、いつか……っ!
友人宅を2時過ぎに出発し、新潟の瀬波温泉を目指します。所要時間はおよそ3.5時間。
新潟、部活帰りの中高生を見かけるも、全員例外なくこんがり日焼けしており、大変健康的である。
瀬波温泉に到着しました。時刻は18時30分頃。実は瀬波温泉は日本海に面しており、露天風呂からは夕日が日本海に沈む様子を見ることができます。
まずは露天風呂に入ってしまう前に海岸を散策しました。
新潟、日本海を臨む海岸沿いを散策してると、ちょうど日本海に夕日が沈みつつあるロマンチックな光景を目撃するも、前方に2つの寄り添う人影の存在に気付き、僕は日没より向こう、明日もまた陽は昇るさ、と悔しさをバネに海岸を全力疾走した。
そして、そろそろ沈みそうなので露天風呂へダッシュ。
日本海に沈み行く夕日を露天風呂に浸かりながら眺める。お客さん他におらず、光景を独占できる喜びを感じつつ、本日29℃の秋田で汗の不快感に包まれた身体を清める。
日本海’s いんでぃすくらいばぶる•びゅーてぃー。
えも言われぬ美しさ、言うやつ。
そして、僕も帰ろう、お家へ帰ろうと、人間賛歌しつつ帰途に着きました。いや、人間だけでなく、自然も本当に素晴らしい。
6月25日のフォトギャラリー
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