はじめてのTOEIC、公式スコア

TOEIC結果返却

というわけで、はじめてTOEICを受験した際のスコアが返ってきました。

ずっとそわそわしながら待ってました。以下、駄文。

受験準備

個人的に英語のために英語を勉強することに時間を割くのが嫌だったのですが、TOEICはペーパーのテストです。公式の問題集も出版されており、問題の傾向や時間配分を予め知っておく必要があります。これは最低限おさえておかなければと思い、TOEICの公式問題集を購入しました。

1日1回分の分量をこなすと、1回分が本番1回分の分量なので2時間。しかも問題数が多く、1回分こなすと結構へとへとです。本当はもっと早く取り組みはじめるべきだったのですが、結局3日前から勉強をはじめました。

受験料を払って受験するのに3日前からって…。という思いもよぎったのですが、3日前から勉強はじめれば、”3日坊主”は定義上意味をなさず、「3日坊主にならずにすむ!」と前向きに考え取り組みました。

受験当日

たしか、30分前くらいに会場入りしました。大学生風の方が多いように見受けられました。参考書を確認している人も結構いました。僕も参考書を持参したのですが、結局見ずにマークシート必要事項かきかきしてました。

会場は部屋が狭く、20人くらいの小部屋でした。リスニングはCDラジカセで今どき?!と思いました。監督スタッフのアナウンスが抑揚を欠いていて、あまりにも機械的だったのでCD再生されたのかと思いビックリしました。

試験を振り返って

リスニングはCDラジカセから一番遠い席で、かつ僕はあまり耳が良くないのか日本語ですら聞きとりが苦手です。それが如何ほど関係するのか分かりませんが、リスニング中にもあまり解けてる自信はありませんでした。結果はイマイチ…。前日の公式問題集の際には400点も射程に入っていたので残念な結果となりました。

リーディングは逆に、たしか時間が5分以上余り、ちょっとした見直しや、手の側面についた黒鉛が移って汚れたマークシートのけしけしに時間を当てることができました。物にあふれた部屋より、会場の方が集中できたのかもしれません。

結果

その結果はほぼそのまま点数に反映されている様に思います。 800越えればいいなーくらいに思っていました。

僕は英語の論文を読むので英語を読解する必要がありますが、工学系の論文に使われてるものとTOEICは全然別物です。今回は公式スコアを保有する目的で受験したので、この結果を受けて英語力アップに特別な勉強をするつもりはありません。これからも粛々と最先端技術の論文が読めればいいなーと思う程度です。リスニングにしても、そんなの数ヶ月も留学すれば簡単に向上すると思います。

成毛眞さんの『日本人の9割に英語はいらない』という本は面白く為になりました。本当に英語を必要な人ってそんないないよね?いらないのに英語勉強する必要あるの?そして英語ばかり勉強して肝心の話の内容がつまらないと意味ないよねー。それくらいなら別の本読んで教養つけるべきでしょ、とかそんな内容だっかと(適当)。僕も基本的に賛同。海外に行くのなら事前に準備するのも必要かもしれないし、現地に行ってから勉強した方が効率的だと考える向きもあるかと思います。日本にいてかつ英語と無縁なら別に勉強する必要は感じません。

TOEICのスコアは日本で自慢する程度には役に立つと思いますが、結局話せるかどうかこそ重要なのは変わりません。ちなみに僕は英語で会話するのは得意ではありません。相手が簡単な表現に言い換えてくれないと無理です。ボキャブラリーも豊富ではありません。そもそも単語を覚える努力をしてないので当然です。でもペーパーのリーディングでは単語の意味が推論できるので読み取りにそれほど支障はありません。試験でもなければググれば良いだけです。そして良質な試験問題ほど良文ゆえ意味の推論がしやすいです。結局ペーパー試験ではかれるのはそういった能力なのではと思っています。

今後

アカデミックにいたころ、となりの研究室の先輩と講義や研究の実験参加を通じて仲良くなったのですが、その先輩はイギリスの大学でCS系を卒業しており、確かTOEICは860点くらいだったと思います。4年間いたので多分実際の会話も余裕だと思います。また、大学で知り合った中国からの留学生の方は企業に3年ほど勤めてから日本の大学に入ってきた方で、その方はTOEIC830点。もう一方は何してた方か知りませんが870点でした。自分の考えを流暢に相手に伝えることができていました。

だからTOEICでその点数をとれば同等なんて似非論理もいいところですが、目安として考える分にはいいのかなと思います。そして僕のスコアはこれらに足りていないし、話せないのも自分で分かっているので、徐々にでも英語力が向上すればよいなーと思いました。